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アタックを打つとき、力んでしまう!その原因とスイングフォームのポイント

バレーボールでアタックを打つとき、力んでしまうということ、ありませんか?

 

せっかく高くジャンプしても、その高さを活かすことができずブロックにシャットアウトされてしまったりするケースは良くあります。

アタックを打つとき、力んでしまう

 

特にママさんや中学生の選手に多いのではないでしょうか。アタックを打つとき、力んでしまう原因としては、強いスパイクを打つことを意識しすぎて腕に力が入りすぎて、肘が下がってしまっていること。

 

 

つまり正しいスパイクフォームができていないわけです。その結果、いくら思いきりシャンプしても打点が下がり、ブロックにもつかまりやすくなったり、アウトにもなりやすくなってしまう…。

 

バレーボールのスパイクは、打つ前は脱力しリラックスして、打つ瞬間に力を入れて打つことが大切だ、とよく言われます。

 

ですが、それ以前に力強いスイングフォームを身につけることが先決です。何故なら、きれいなスイングの正しいフォームを身につければ、ラクなのに力強く打つことができるようになるからです。

 

 

力強いスイングフォームに関しては、押さえておきたいポイントは次の4つです。

スイングするほうので肘を鼻から目の高さに上げておく。

肘を上げておけば、ボールをヒットするときに振り下ろすだけで威力が増します。
肘が下がっていると、打点の高さまで肘を上げていかなくてはならなくなるので、その分、力が逃げてしまいます。

 

広背筋を開く

広背筋を意識して、上体の胸より上の部分を後ろに引く(開く)ようにすることで、上体を戻すチカラが生まれます。
右利きなら上体を右にひねりながら右腕を引くようになりますが、その際に身体の軸をブラさないようにして、お腹に力を入れて利き腕の肘をグイッと後ろに引きます。

 

反対の腕の動き

スパイクはスイングするほうの腕に意識が行きがちですが、反対の腕の動きも重要です。
横に開いていたり、手が遊んでいると力が入らず、利き腕のせっかく開いた肘を戻すチカラも半減してしまいます。

 

その為、利き腕の肘を戻すタイミングで、反対の腕のワキを締めながら肘から閉じるようにします。

 

手首を反らしておく

野球でピッチャーが投球する時に腕を柔らかくしならせるイメージでスナップ効かせて投げた方がボールが伸びるのと同じように、バレーボールのスパイクも力んで腕・手首などがガチガチに固まっているとボールをヒットするときに力強いスイングができません。

 

手首をお盆を乗せているときのように反らしておけば、スナップが効いてムチのようにしなり、威力あるボールが打てます。

 

そして、アタック時のジャンプしたときに力んでしまうようなら、スイング素振りの練習のところでお伝えましたが壁やネットを利用してスウィングの正しいフォームを身につける練習をすると良いかと思います。

 

 

その際の腕の振り上げは両手を使って行いましょう。
その後、ジャンプを入れてアタック練習をするのが効果的かと思います。

 

トスを上げてもらい、助走をつけてジャンプするときには、利き手と反対の腕の振りと、肘をしっかり伸ばし、高い打点でボールをとらえるように練習していくことが大切です。

 

アタックを打つとき、力むとフォームが崩れるので、そういった意味でもスパイクはフォームの安定が何より大切なんだ。そう気づかされます。

 

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