スパイクの助走のやり方
スパイクの助走が上手くできていますか?バレーボールのスパイクは、助走の出来次第で打点の高さや威力を決める重要な要素になり、助走のスピードの勢いを飛ぶ高さに変えることが大切です。
そして、比較的スパイクのタイミングが合わせやすい3歩ステップでの助走が多く使われており、基本を押さえておけばどこのポジションになったとしても使え、後はその時々の状況に応じて長い助走を使い分けることが多いです。
基本の3歩ステップの助走のやり方は、打つ場所からおよそ2メートルくらいから、トスの高さや速さを見定めてスタートをします。
利き腕が右手なら、同じ方の右足から1歩目を踏み出して、2歩目でスピードを上げて両腕を後ろに大きく振りあげて高いジャンプにつなげます。
そして、3歩目につま先を上げてかかとから横向きに踏み込んで、体の前への動きを止めて左足を引きつけ、助走の勢いを跳び上がる高さにかえて、より高い位置からスパイクを打ちます。
また、助走が長いスパイク、3歩助走よりスピードを上げて勢いをつけやすいので、より高い位置から強いスパイクが打てます。
ですが、3歩の助走より、トスに合わせるタイミングが難しくなるので、タイミングを練習で掴んでおくことが必要です。また、当然、相手チームもブロックに入りやすいので、いわば力勝負のスパイクになるとも言えるでしょう。
そして、助走を長くとる時は、アタックラインのはるか後方からスタートし、途中からは3歩ステップと同じで、最後のステップはネットとクロスさせて、助走の勢いを生かしてより高くジャンプしてスパイクを打ちます。
なお、クイックスパイクはより踏切までの早さが必要になるので、2歩のステップで跳ぶことが多いでしょう。
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